NFCの研究開発開始について
国内外におけるエンターテインメントサービスの向上を目指すボードウォークが近距離無線通信方式NFCの研究開発を開始
株式会社ボードウォーク 2011年12月2日
東京-株式会社ボードウォーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:市川 晃)は、NFC(Near Field Communication)の研究及びチケット関連のアプリケーション開発を開始いたします。
NFCとは国際標準化機構(ISO)で規定された世界基準の近距離無線通信方式の国際標準規格で、日本国内で広く普及している非接触ICカード技術方式であるFeliCaと欧米で普及しているTypeA/Bの3規格に対応したマルチなサービスの利用を可能にします。国際標準規格であるNFCを採用することで、携帯端末による決済サービスの世界的な利用が可能となります。
ボードウォークはエンタテインメントビジネスの新しいチケットサービスとして、ケータイ電子チケットサービス「ticket board(チケットボード)」を提供しています。「ticket board」は、おサイフケータイ機能(FeliCa)を利用することで携帯電話端末を公演入場時のチケットとする仕組みを採用していますが、おサイフケータイ非対応端末を使用するチケット購入者にはQRコードを利用して発券しています。ボードウォークでは、国内でのサービス展開に続き、海外においても、おサイフケータイと同様の発券を可能にするため、将来の「ticket board」の核となる通信方式として、NFCへの対応が必要であると考えました。 NFC対応により、海外における「ticket board」の利用をスムーズにすることができ、国境を越えたサービスの提供を実現し、将来的なサービス向上を目指します。
また、ボードウォークは、この研究開発を開始するにあたり、出資を受けているNTTドコモより、具体的に下記のことにおける支援を受けることになります。
- NFCにおけるチケッティング分野の仕様策定支援
- NFCにおけるデバイス側のアプリケーションの開発支援
- NFCにおけるサーバ側のアプリケーションの開発支援
- 上記それらのグローバルにおける広報宣伝協力
- 上記それらのグローバルにおけるセールス協力
- 1〜5を達成するために有効と思われるパートナー企業の紹介
ボードウォークでは、これによりさらに精度の高いNFCの研究開発が行われると期待しています。
【会社概要】
会社名:株式会社ボードウォーク
所在地:東京都渋谷区渋谷一丁目4番2号
資本金:6億8000万円
設立年月日:2010年5月27日
主要株主:電通、NTTドコモ 他
決算期:3月
事業概要:
・音楽、スポーツ、映画、演劇等、各種イベントチケット販売
・デジタルコンテンツ及びグッズ等の企画/制作/販売
・チケット販売プラットフォームの提供
・各種イベントの企画/制作/実施
・その他、上記に関連する事業